【ホラナイ秘話】 第2章 人外集会

昨夜のことだった。

ひっそりとした双無村跡の旅館前に

ぽつりぽつりと人外のモノたちが集まり始める。

夏の夜毎に集まってなにやら話しているようだった。

　鬼　：「ふふふ…今日も人間を驚かせてやったぜ」

　鳩　：「へ～すごいねぇ～。僕には無理だよ～」

　烏　：「鳩は人間には『平和の象徴』だしなぁ」

　狐２：「でも、最近の人間ってちょっとやそっとじゃ驚かないでしょ？」

　鬼　：「そうなんだよなぁ…。あ、でも今日は一人が『きゃ～』って

　　　　　いってくれたぞ！」

一同　：（（（（（一人かよ………）））））

　狐１：「……で？お前は？？」

？？ ：「…ん？なに？？」

　狐１：「いや、だから、人間をだな…」

？？：「あぁ……あの子、かわいいよねぇ～～」

一同 ：（（（（（こいつ、はじまったよ……）））））

などという会話をしていたかはさだかではないが、

こうして人外たちの集会は今日もわいわいと続くのだった……

★☆★　おまけ秘話　★☆★

高台の上空にある旅館前の池に

ホラナイスタッフが待機しています。

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